IPアドレス
作成 : 2002/06/30
IPアドレス
IPアドレスとは、IPネットワーク上のホストを指す、住所のようなもの。 「192.168.1.1」のように、ドットで区切った10進数で表現される。 2進数で表現したときは「11000000.10101000.00000001.00000001」のように、8ビットづつの4かたまりになる。
IPアドレスとホストは、1対1(またはn対1)で対応している。 複数のホストに同じIPアドレスを割り当てることはできない。
ネットマスク
ネットマスクとは、自分と通信相手が同じネットワークに所属するか、別のネットワークに所属するかを知るために使用する。 「255.255.255.0」のように、ドットで区切った10進数で表現される。 2進数に変換した場合のビット長で表現されることもあり、「255.0.0.0」は「8ビットマスク」、「255.255.0.0」は「16ビットマスク」、「255.255.255.0」は「24ビットマスク」と同じ意味になる。
IPアドレスをマスクしたアドレスを「ネットワーク部」、残りの部分を「ホスト部」と呼ぶ。 「192.168.1.1」というIPアドレスと、「255.255.255.0」というネットマスクを持ったホストは、「192.168.1」というネットワークに所属する、ホスト「1」ということになる。
「192.168.1.1」というIPアドレスと、「255.255.255.0」というネットマスクを持ったホストは、自分が所属するネットワークが「192.168.1」であることを認識する。 自分と同じネットワークに所属するホスト(192.168.1.10や192.168.1.100など)とは、直接通信することができる。 自分と異なるネットワークに所属するホスト(192.168.2.1や192.168.100.100など)と通信をしたい場合は、ネットワーク同士を接続するゲートウェイ(ルータ)に中継させる。
特殊なIPアドレス
ループバックアドレス(127.0.0.1)
このアドレスは、ホスト自身をさす。
ネットワークアドレス
IPアドレスのホスト部がすべて「0」のアドレスは、ネットワーク自身を指すアドレス(ネットワークアドレス)。 このアドレスを、一般のホストに割り当てることはできない。
ブロードキャストアドレス
IPアドレスのホスト部がすべて「1」のアドレスは、ネットワークに所属するすべてのホストを指すアドレスになる。 このアドレスを、一般のホストに割り当てることはできない。
グローバルアドレスとプライベートアドレス
インターネット上に公開されているWEBサーバやメールサーバは、グローバルアドレスと呼ばれる一意のIPアドレスを持っている。 グローバルアドレスは、IPアドレスを管理している機関に申請しなければ、使用することができない。 めいめいが勝手にIPアドレスを設定してしまうと、重複してしまう可能性があるため。
社内ネットワークは家庭LANなど、インターネットに接続しない環境では、プライベートアドレスと呼ばれるIPアドレスを使用することができる。 プライベートアドレスは、決められた範囲の中で好きなアドレスを使用することができる。
| IPアドレス | ネットマスク |
|---|---|
| 10.X.X.X | 255.0.0.0 |
| 172.16.X.X - 172.31.X.X | 255.255.0.0 |
| 192.168.X.X | 255.255.255.0 |
ADSLルータやISDNルータのLAN側ポートには、デフォルトで「192.168.0.1」や「192.168.1.1」などのプライベートIPアドレスが割り当てられている。 ルータのLAN側ポートに接続したパソコンは、インターネット上のWEBサーバなどに接続できる。 これは、ルータが「IPマスカレード」という、プライベートアドレスをグローバルアドレスに変換する働きをしているためである。