RedHat Linux8.0へのアップグレード
作成 : 2002/10/21
Redhat Linux8.0
kernelをはじめ、いろいろなパッケージがアップデートされている。 httpd(apache)が2.0になり、パッケージ名が変更になった(apache-1.3.X ---> httpd-2.0.X)。
isoイメージのダウンロード
KDDI研究所のサイトだと、ftp://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/redhat/redhat/linux/8.0/en/iso/i386/にファイルが置いてある。 次の3つのファイルをダウンロードする。
・psyche-i386-disc1.iso ・psyche-i386-disc2.iso ・psyche-i386-disc3.iso
disk4とdisk5も置いてあるが、SRPM(ソースパッケージ)なので特に必要ない。
ダウンロードしたisoファイルは、それぞれCD-Rに焼いておく。
アップグレードの実行
disk1をドライブに挿入して、サーバを再起動する。 通常のグラフィカルモードでインストーラを起動しようとしたが、途中で「Can't open display」みたいなエラーになってしまったので、テキストモード(linux text)で再度実行。
インストール種類で「既存システムのアップグレード」を選択すると、パッケージのアップグレードを実施してくれる。 たぶん、rpm -Uvh みたいな感じ。 アップグレード(または新規インストール)するパッケージは、カスタマイズが可能。
アップグレードのログは、/root/upgrade.logに記録される。
アップグレードの確認
/root/upgrade.logを確認する。 アップグレードされたパッケージと、ディストリビューションに含まれているがインストールされなかったパッケージを見ることができる。
glibc-common 2.2.935アップグレード .... sendmail 8.12.57アップグレード /etc/aliases created as /etc/aliases.rpmnew /etc/mail/sendmail.mc created as /etc/mail/sendmail.mc.rpmnew /etc/sendmail.cf saved as /etc/sendmail.cf.rpmsave .... 次のパッケージはこのバージョンで入手可能でした。未アップグレードです: busybox-0.60.2-7.i386.rpm ....
xxxxx created as xxxxx.rpmnew
(config)ファイルを上書きせず、新しいバージョンのファイルは名前を変更して作成したというメッセージ。 sshdパッケージのsshd_config、sendmailパッケージのsendmail.mc、httpdのhttpd.confなど。 アップグレード後は、古い(config)ファイルを使用して起動する。
このメッセージが記録されたパッケージでは、基本的にxxxx(旧)の内容をxxxx.rpmnew(新)に移し変える作業を実施する。
パッケージをアップグレードすると、古いconfigでは動作しない場合がある。 特にメジャーバージョンがアップした場合(1.X ---> 2.X など)は要注意。 httpd、dhcpdがそうだった。
古いconfigで一応動作はしても、新しいバージョンのconfigを使用すること! 新しいバージョンのconfigは、セキュリティがアップするよう記述されている場合がある。
詳細は、各パッケージの設定ページを参照のこと。
xxxxx saved as xxxxx.rpmsave
(config)ファイルを上書きせず、古いバージョンのファイルは名前を変更して保存したというメッセージ。 wu-ftpdパッケージのftpacecss、sendmailパッケージのsendmail.cfなど。 アップグレード後は、新しい(config)ファイルを使用して起動する。
このメッセージが記録されたパッケージでは、基本的にxxxx.rpmsave(旧)の内容をxxxx(新)に移し変える作業を実施する。
新しいconfigは、初期状態になっている。 デフォルトで設定されている以外は、規制がまったくない。 また、デフォルトの記述が変更になっていて、以前と動作が変わってしまう場合もある。 速やかにconfigを作成しなおすこと。
詳細は、各パッケージの設定ページを参照のこと。
起動サービスの確認
古いconfigで動作しないと、起動サービスからはずされることがあるらしい。 httpdとdhcpdがそうだった。 ntsysvで確認。