Slackware 9.0 ブータブルインストール CD の作成

[サーバの実験室 Slackware]

作成 : 2003/08/15

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ブータブルインストール CD

FTP サイトに置いてあるソフトウェアセットから、ブート可能な Slackware のインストール CD を作成する。 (FTP サイトに iso イメージが置いてあれば、ダウンロードして CD-R に焼くだけで作成することができる)

redhat 9 と slackware 9 で確認。 CD-R に焼くために cdrecord ユーティリティを使用した。 redhat 9 では cdrecord パッケージ、slackware 9 では cdrtools パッケージが便利。

ソフトウェアセットの入手

riken.go.jp などからソフトウェアセットをダウンロードする。

ftp://ftp.riken.go.jp/Linux/slackware/slackware-9.0/
         |
         +--bootdisks/
         +--extra/
         +--isolinux/
         +--kernels/
         +--pasture/
         +--patches/
         +--rootdisks/
         +--slackware/
         +--zipslack/
         |
         +--.mirror.log
         +--ANNOUNCE9_0
         +--BOOTING.TXT
         +--....

全部ダウンロードすると 2GB 以上になるので、ブータブルインストール CD を作成するのに必要なファイルだけをダウンロードする。 必要なファイルは以下のとおり(800MB 程度)。

isolinux ディレクトリの README.TXT ファイルに、ブータブルインストール CD の作成方法が書いてある。

mkisofs で iso イメージを作成

ダウンロードしたファイルを置いたディレクトリで、mkisofs ユーティリティを実行する。 -o で作成する iso イメージファイルを指定する。

すべてのファイルを iso イメージにすると 850MB 程度になってしまい、CD-R に記録することができない。 デスクトップシステムを gnome か kde かどちらかを選択して iso イメージを作成するようにする。

gnome を iso イメージに含めるには、次のようにオプションを指定する。 iso イメージのファイルサイズは、600MB 程度。

# mkisofs -o ../slackware.iso -R -J -V "Slackware Install" -x ./slackware/kde -x ./slackware/kdei -hide-rr-moved \
   -v -d -N -no-emul-boot -boot-load-size 4 -boot-info-table -sort isolinux/iso.sort -b isolinux/isolinux.bin \
   -c isolinux/isolinux.boot -A "Slackware Install CD" .

kde を iso イメージに含めるには、次のようにオプションを指定する。 iso イメージのファイルサイズは、670MB 程度。

# mkisofs -o ../slackware.iso -R -J -V "Slackware Install" -x ./slackware/gnome -hide-rr-moved \
   -v -d -N -no-emul-boot -boot-load-size 4 -boot-info-table -sort isolinux/iso.sort -b isolinux/isolinux.bin \
   -c isolinux/isolinux.boot -A "Slackware Install CD" .

参考? isolinux/README.TXT には -boot-load-size 32 と書いてあったが、そのとおりに作成した iso イメージを CD-R に焼いてもブートできなかった。 他のサイトを参考に、-boot-load-size 4 指定するとうまくいった。

cdrecord で CD-R に記録

cdrecord は SCSI CD-R ドライブの使用を前提にしている。 このため、IDE のドライブを使用するときは IDE ドライブを SCSI ドライブに見せかけるための設定が必要になる。 カーネルが起動するときに「hd*=ide-scsi」というオプションを渡すよう、grub.conf や lilo.conf を設定すればよい。 grub.conf での設定例は、デュアルブートの設定(GRUB)を参照。

cdrecord を実行するときに、SCSI BUS と ID と LUN を指定する。 使用している CD-R ドライブにおける SCSI BUS、ID、LUN を知るためには、cdrecord に -scanbus オプションをつけて実行する。 下の例では、SCSI BUS が 0、ID が 0、LUN が 0 であることを確認できる。

# cdrecord -scanbus
Cdrecord 2.0 (i686-pc-linux-gnu) Copyright (C) 1995-2002 J・g Schilling
Linux sg driver version: 3.1.24
Using libscg version 'schily-0.7'
cdrecord: Warning: using inofficial libscg transport code version (schily - Red
Hat-scsi-linux-sg.c-1.75-RH '@(#)scsi-linux-sg.c        1.75 02/10/21 Copyright
1997 J. Schilling').
scsibus0:
        0,0,0     0) 'LITE-ON ' 'LTR-12101B      ' 'LS3B' Removable CD-ROM
        0,1,0     1) *
        0,2,0     2) *
        0,3,0     3) *
        0,4,0     4) *
        0,5,0     5) *
        0,6,0     6) *
        0,7,0     7) *

CD-R に記録するには、次のようにする。 speed には書き込み速度を指定する(例 : 32)

# cdrecord -v dev=0,0,0 speed=(n) slackware.iso

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